YM

新薬開発プロジェクトにおけるプロジェクトマネジメント業務を担当するプロジェクトマネージャー(PM)という職種です。「いち早く新たな治療薬・ワクチンを届ける」ために、新薬開発チームをサポートし新薬開発の推進力となることが期待されます。具体的には、専門領域(複数部署)のメンバーで構成される新薬開発チーム一員として、開発戦略の立案、チーム活動のマネジメント(進捗管理、リスクマネジメント、問題解決等)を行います。米国本社で同じ開発品を担当するプロジェクトチームのメンバーやプロジェクトマネージャーとも連携します。またガバナンスコミッティーとプロジェクトチームとの接点となり、開発戦略の意思決定を推進する役割も担います。

自社の強みや面白さ

What do you think are some of the company's strengths and what do you interesting about the company
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「革新的な医薬品の開発」がMSDの強みであり面白さです。MSDはこれまでも数多くの医薬品・ワクチンを生み出していますが、特に新規の作用機序を持つ薬の開発に力を入れている点に強みがあると考えます。画期的な新薬の候補品も多く、働くモチベーションにつながります。

難しさや必要な能力

Please explain about some of the challenges you have faced and the capabilities needed for the job
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新薬開発のプロジェクトマネージャーは、一般的なビジネススキルだけではなく、プロジェクトマネジメントのスキルや専門知識、また新薬開発全般および担当する疾患領域に特有の知識や経験が求められます。開発に関わるステークホルダーは多部門にわたるため部門横断的にプロジェクトを推進する役割も重要です。プロジェクトマネジメントのスキル・専門知識獲得・向上においては、PMI(米国プロジェクトマネジメント協会)本部が認定する国際資格を取得し、資格取得後も継続的に学習しスキルの向上に努めています。

一日の流れ

Please tell us about your normal day routine
MSDでは、始業・終業時刻や途中の休憩時間を自分の裁量で決めます。米国本社との会議は時差の関係で朝や夜になることがあるため、朝の会議は自宅で参加してから出社するなど、柔軟に組み立てることができます。時には在宅勤務も活用します。

<本社と朝の会議>
8:00
(自宅)米国本社のプロジェクトマネージャーとの会議
10:00
出社
プロジェクトチームや他部門との会議を実施
部門内での会議
疾患領域・開発プロジェクトに関する勉強会
19:00
退社
21:00
(自宅)米国本社のプロジェクトチームとの会議

キャリアステップ

Please explain about your career steps

大学卒業後、人々の健康に貢献できる製薬企業の仕事に魅力を感じ、外資系製薬会社の営業担当(MR)としてキャリアをスタートしました。MRとして仕事をする中で、特にワクチンのような製品は、疾患予防の重要性やワクチン/治療薬の選択肢について、医療従事者だけではなく接種対象となる一般の方々にも情報を適切に伝えることが重要であると考えるようになりました。社内でマーケティング部門に異動する道もありますが、当時広告代理店が製薬会社を担当する営業担当者を募集しているのを知り、思い切って広告代理店に転職しました。広告代理店では、マーケティング・プロモーション領域の経験だけでなく、一般的なビジネススキルの研鑽を積むことができました。広告代理店に身を置き広い世界を見る中で、自分自身のモチベーションは人々の健康への貢献にあると再確認し、御縁をいただいたMSDに入社しました。

MSDの印象は?

What is your impression of MSD?

MSDには多様なバックグラウンド・価値観を受け入れ、お互いに尊重し合う環境があるという印象を持っています。私自身、サイエンスのバックグラウンドや開発部門での業務経験がない中で現在の部署での業務を開始しましたが、これまでのキャリアで築いた経験やスキルといった特性を引き出し、部門やプロジェクトへの貢献ができるよう導いてくれる上司やプロジェクトリーダーに恵まれています。

仕事のやりがいは?

 Please explain about the part of job you feel most rewarding
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PMとしての仕事のやりがいは、開発計画の立案から臨床試験の実施、承認申請に至るまで一貫して携われる点にあると思います。その中で特にやりがいを感じると思うのは、開発計画の立案です。開発計画の立案には、米国本社チームを含むクロスファンクションのチームで一丸となって取り組みます。企業としての大きな投資を求めるもので、候補品の将来を決めることにもなるため非常に責任が重く、策定の過程には様々な困難もありますが、計画が完成しガバナンスコミッティーでの承認を受け、実際に臨床試験が開始されるのを見届けることができることは、やりがいを感じる瞬間です。

人材育成については?

 Tell us about some of the talent development opportunities
provided by the company?


人材育成は国内外問わず種々の機会があります。例えば、プロジェクトマネージャーの資格であるPMP(R)の取得や継続研修、疾患領域・開発プロジェクトの知識向上のために行われる勉強会、担当する疾患領域に関係する国内外の学会参加の機会等があります。
昨年は、米国で開催された、全世界の開発部門から選抜されたメンバーを対象とした研修に参加する機会がありました。グローバルリーダーのレクチャーを受けられるだけではなく、世界中の同僚と寝食を共にし議論する貴重な機会に恵まれました。また研修後は滞在を1か月間延長し、米国本社のプロジェクトマネジメント部門で働く経験をしました。米国本社社員のmentorに同行し本社プロジェクトマネージャーの業務を学ぶとともに、自分自身が担当するプロジェクトのチームメンバーとのミーティング、プロジェクトチームミーティングへの参加、またランチやディナーを共にする経験を通し、グローバル視点でのPMの役割や開発プロジェクトの在り方を学ぶ機会となりました。

チャレンジできる環境?

Is the environment at MSD Challenging?
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Experimentation”が部門の指針にも掲げられていますが、チャレンジを促す環境があります。マネージャーも意識的に難しい業務をアサインするよう考えてくれているようです。自分にとって難しい業務に取り組むと、時には失敗し成果を出せないこともありますが、その経験をマイナスと捉えるのではなく、学びにつなげるようサポートする風土があります。

現在の目標、チャレンジしたいこと

Current Goals and things you would like to challenge
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自らの成長とともに貢献範囲を広げ、多くの新薬開発の経験を積んでいきたいと考えています。今後は、自分自身の将来に必要と考える領域の勉強にも力を入れていきたいと思います。

入社を決めた理由

 Reasons for joining the company

「革新的な医薬品の開発」:No.2に記載した内容です
「ダイバーシティ」:No.6に記載した内容です

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