KT

アジアの事業開発部門にて、アジアパシフィックの国々(東南アジア/韓国/台湾/香港/オーストラリア)を主な担当として、製薬メーカーとのパートナーシップを通じた、ビジネスの問題解決をサポートしております。具体的な業務としては、事業開発案件の戦略立案、案件の投資対効果分析・定性評価、社内ステークホルダーとの調整、パートナーとの契約交渉、契約書準備含めた、サポートが含まれます。アジアパシフィック各国の生産、物流、ファイナンス、マーケティング、リーガル、マーケットアクセスやグローバルHQのチームとも密な連携の上、アジアパシフィックにおけるMSDの成長を支えております。

自社の強みや面白さ

What do you think are some of the company's strengths and what do you interesting about the company
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MSDの強みは数多くありますが、私がMSDの強みと考える点は以下です。
  • 豊富なパイプラインと開発力 (オンコロジー、プライマリーケア、ワクチン、スペシャリティ等)
  • 日本国内・グローバルにおける強固なビジネス基盤とブランド力
  • 多種多様な経験を有した優秀な人財
また新しい取り組みに積極的にチャレンジし、組織が日々進化しているダイナミックさを感じることが出来るのは面白いと感じます。例えば、2020年1月より、意思決定の効率化やパフォーマンス向上を目指して、全社的な「アジャイル組織」を発足しましたが、製薬業界では初の試みとなりますし、このようなトランスフォーメーションを果敢にトライしていく組織のダイナミズムに関わることが出来るのは非常に面白いです。

難しさや必要な能力

Please explain about some of the challenges you have faced and the capabilities needed for the job
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非常に多岐に渡る知識や経験が求められる点が難しいと感じます。例えば、私が所属する事業開発では、各国の医療制度、マーケット環境、ファイナンス、サプライチェーン、法令・コンプライアンス、といった幅広い知識が求められます。担当するマーケットも非常に広いため、限られた情報の中で、課題の仮説設定を行っていくプロセスや、適切な優先順位付けや判断力も求められております。また、事業開発案件のプランニングから、案件の定性評価、定量評価、社内ステークホルダーとの調整、社外交渉、契約書締結までが業務範囲に含まれることから、戦略立案から実行までの幅広い対応力が必要です。

一日の流れ

Please tell us about your normal day routine

日によって異なりますが、基本的な一日の流れは以下です。
6:45~7:45
起床、朝食、 朝の身支度
7:45~8:30​​​​​​​
家からオフィスまでの移動
8:30~11:30
コーヒーを片手に仕事 (一人での作業/会議等々)
11:30~12:30
外で同僚とランチ / 忙しいときは弁当スタンドで弁当を購入してデスクランチ
12:30~18:00
仕事 (一人での作業/会議等々)
18:00~19:30​​​​​​​
オフィスから家まで移動 &買い物

キャリアステップ

Please explain about your career steps

アメリカの大学卒業後、外資系メーカーに入社し、ファイナンスリーダーシッププログラムにて、財務、経理、予算管理、原価計算、監査、プロジェクトマネジメント等、幅広く経験しました。5年間在籍の後、事業開発のシニアフィナンシャルアナリストとしてMSDに中途入社し、他社製薬メーカーとの事業開発案件における財務分析や契約面のサポートに従事しました。1年半後、経営戦略部門のコーポレートストラテジー・コマーシャルイノベーションに異動し、組織横断的なプロジェクトやイノベーション戦略推進をリードしました。1年2か月後、流通戦略に異動し、2年3ヵ月間、医薬品卸を通じたチャネル戦略全般に携わっておりました。2020年6月より、アジアの事業開発部門に異動し、アジアパシフィックの事業開発戦略を担当しております。

MSDの印象は?

What is your impression of MSD?

元々は、製薬業界とは異なる業界にいたからというのもありますが、MSDの事は全く知りませんでした。MSDに入社してまず感じたのは、社員みなさんの非常に協力的なマインドセットです。例えば、何か新しいプロジェクトを開始するにあたっても、どうしたら一緒に解決出来るか、協力的なアプローチでサポートを頂けることが多く、働きやすいメンバーが非常に多い組織です。また、MSDのミッションである、「人々の生命を救い、生活を改善する革新的な製品とサービスを発見し、開発し、提供すること」を常に意識し、患者さんにとって何がベストなのか?というマインドで日々仕事に取り組んでいる社員が多いと感じます。

仕事のやりがいは?

 Please explain about the part of job you feel most rewarding
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日々の仕事が最終的に患者さんの生命や生活に影響しているという点に大きなやりがいを感じます。人々の生命や健康に直接貢献できる企業というのは社会的責任も大きいですが、自社の製品によって生命が救われた、もしくは生活が改善された人々がいるというのは、とても誇りに思えることですし、モチベーションにもなっています。
また、チャレンジングな仕事を通じて自分自身の成長を日々感じることが出来るのは大きなやりがいです。例えば、「社外でのプレゼンテーションが上手く出来た」、「社内の他部門と納得いく形で交渉出来た」等、小さなことでも、今まで出来なかったこと、自信がなかったことが出来るようになった瞬間は嬉しいですし、その日々の成長の積み重ねを実感し、半年前、1年前の自分より間違いなく成長していると胸を張って言えるのは大きなやりがいです。

人材育成については?

 Tell us about some of the talent development opportunities
provided by the company?


MSDの10ヵ年戦略における三つの最重要戦略の一つの柱が「人財」となっており、人財育成においては、MSDでも多くのリソースを注いでいると感じます。私自身も5年も経たない内に、ファイナンス→経営戦略→流通戦略と異動して来ましたが、全く未経験のポジションに比較的短いリードタイムで異動することは、周りへの負担も大きいですし、当然結果が出せずに失敗してしまうリスクもあるかと思います。そのような状況を踏まえてでも、私の成長を期待して、積極的な異動をサポートし、また周りの同僚も温かく見守っててくれる環境が整っているのは、まさに人財育成にコミットしているからだと考えます。またアサイメント通じての育成のみならず、豊富な人財開発トレーニングが用意されております。一例をあげると、私は2018年にシンガポールで開催されたビジネスリーダーシッププログラムという1週間のリーダーシップトレーニングに参加させて頂きました。オーストラリア、ニュージーランド、中国、インド、東南アジアの国々、韓国、日本のMSDから様々な部門のメンバーが参加し、リーダーシップやチームマネジメントなど、幅広いトピックを学ぶ機会を頂きました。1週間缶詰のトレーニングは正直大変なこともありましたが、グローバルのMSDのメンバーから普段の業務とは全く異なる視点や価値観を学べたことは大きな刺激となったと同時に、グローバルネットワークを構築する貴重な機会となったのも、グローバルカンパニーであるMSDならではと感じました。

チャレンジできる環境?

Is the environment at MSD Challenging?
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自分自身の強い意思さえあれば、積極的に新しいことにチャレンジ出来る環境であるのは間違いないと思います。また、チャレンジする人財に対する、周りのサポートもとても温かいと感じます。私は、ファイナンスとして中途入社しましたが、1年半後には経営戦略に異動し、その1年2ヵ月後には、流通戦略に異動しました。またありがたいことに、他部門での経験に加えて、チームを持つ機会を頂き、ピープルマネージャーとしての経験も積むことが出来ました。2020年6月からは、日本の市場を離れ、医療制度や市場環境が全く異なるアジアパシフィックのマーケットを見ております。2015年8月の入社からもうすぐ5年程になりますが、常に自分のコンフォートゾーンを超えたチャレンジングな環境で、もちろん大変なこともありますが、日々成長を感じられる環境下に身を置くことが出来ていると改めて感じております。

現在の目標、チャレンジしたいこと

Current Goals and things you would like to challenge
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次のステップとしては、ファイナンスや経営戦略での経験を活かしつつ、コマーシャル側の経験・知見をより深めることの出来るポジションを考えております。また、日本国内に限らず、海外でのアサイメント等、新しい環境下で経験を積むことにより、自分自身の視野をさらに広げていきたいです。MSDは日本でも3,300名の従業員(2020年4月現在)、グローバル全体では71,000人の従業員 (2019年12月末時点)を抱えているグローバル企業です。グローバルな基盤を持っているということは、社内異動で新たなチャレンジに取り組む機会が豊富であることを意味しますし、私も積極的にそのような機会を活かして行きたいと考えております。

入社を決めた理由

 Reasons for joining the company

私自身は、ファイナンスという切り口で転職活動を行っていたため、当初は業界を絞らず様々な企業を見ておりましたが、最終的に私がMSDに中途入社を決めた理由は以下3つです。

  • 「ヘルスケアビジネスへの興味」 - 前職でも医療機器のビジネスに携わったことがありましたが、人々の生活や生命に直接関わることが出来るヘルスケアビジネスに関しては、社会貢献的な意義からも非常にやりがいを感じておりました。その中でもMSDは日本でのビジネス基盤が大きく、入社後のキャリアパスも選択肢が豊富にあると感じました。
  • 「仕事内容の魅力」 - 前職ではずっとファイナンス業務を幅広く行ってきましたが、ファイナンス業務でもよりビジネス側に近いポジションでの経験をずっとしたいと思っていました。オファーを頂いたポジションが事業開発のファイナンスでしたので、自分が求める職務内容に正に合致しておりました。
  • 「MSD社員の人柄」 - 採用プロセスの中では、ファイナンス部門のみならず、幸運なことに様々なビジネスリーダーとお話しする機会を頂きました。抽象的な表現にはなりますが、人当たりの良い方が多く、働きやすい環境であると、感覚的に思いました。

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